萬覚書

Carpe Diem. Seize the day.

There we were, now here we are.

4月から社会人4年目となる。かねてから希望していた市場関係部署、それもその中で一番に希望していたフロントラインの部署に配属されて1年が経つ。俺のような弱小サラリーマンでも毎日仕事をしていれば、マーケットや企業財務や金融規制やESG投資など運用全般のこと、ミドル・バック等関係部署との調整やプレゼン資料作成やエクセルでのデータ管理など実務的なことがそれなりに分かってくるものがある。振り返るとこの一年は、エクセルでのデータ管理や朝礼でのマーケット状況アップデートなどの雑務から本業であるトレーディングについても様々な資産クラスに触れたことまで、色々な経験ができて、足腰を鍛えることができたと思う。

 

家を6時過ぎに出る生活に慣れたので、朝9時に寝て夕方5時に起きる大学生の俺が想像を絶するほどの朝型人間になっていることも大きく変わったことかもしれない。ブログ更新の頻度が四半期に一回のペースになっているが、企業の決算期に合わせているわけではない。

 

所属長との面談があり、1年を振り返って自己評価するなら10点中何点かと聞かれて、咄嗟に出たのが6点という点数だった。理由としては、色々な経験ができた一方で、諸先輩方が作成したツールをそのまま使っていて自分で1から作ることがなかったことや期限内に優先順位をつけて事務をこなすので精一杯で、腰を据えてじっくりと取り組むという深度の観点で4点差し引かなければならないと考えました、というようなことを答えた。それは嘘偽りなく普段感じていることで、次年度はやることを減らしてその分一つ一つのことを掘り下げて理解を深めたいと考えている。また海外アセットについては無知に等しいので英語とともに勉強する必要性を感じ、また同時に勉強することを期待されていると思う。

 

ここ最近のマーケットは、国内外問わずコロナウィルス拡大のヘッドラインが大方を占め、NYダウは1,000ドル以上の乱高下を繰り返して20,000ドルを割り、国内では24,000円台まで上昇した日経平均が16,000円台まで急落。国債先物市場も急落してそれに伴い、月初に-0.20%程度までマイナスを深掘りした10年債利回りは0.09%まで急騰した。現金以外の資産は売られているというリスクオフのムードの中で現在マーケットは非常に荒れているが、 ボラティリティが高い相場で取引をするのは良い経験になると上司に言われていることもあり、これを好機として捉え、今の相場でTrial&Errorを実践したい。

 

 

頭のキレを維持していくことは重要であるが、同時に体のキレと身体表現能力を高く維持することもまた重要である。

 

コロナウィルスの影響で柔道の練習場所はかなり減っているが、練習自体は途切れずにできてる。同時に練習中において、自重トレーニングとストレッチもそれなりにしている。むしろ最近は体の調子が良く、中高生よりも軽い動きで柔道ができているように感じる。それだけに。コロナの影響で柔道の大会が軒並み中止になっており、出場できないのが惜しい。