萬覚書

Carpe Diem. Seize the day.

From 2022 to 2023

2022年は良い年にできた。「良い年だった」ではなく「主体的、自律的に良い年にした」という意味である。新規性があって、且つ前進ができた。

 

2023年の初日の出は昨年と全く同じ場所、全く同じ時間帯の愛知県内某海岸。大晦日の22時に出発→友達拾う→7時海岸到着→8時半~12時半ネットカフェで仮眠→静岡県内でラーメン食う、バッティングセンター、ホームセンター徘徊→一般道で帰宅、という金のない大学生みたいな2023年初日だった。

 

さっきマックで女子高生が話していたのだが、

 

現代人は「何者かになること」を急かされているように見える。多くの人が言う「何者かになること」は、ある分野で成功したかどうか、ある基準において他人より優れているかという意味を持っているように見え、競争軸の尺度に囚われすぎているように感じる。すでに各人は固有の何者かであるため、その優劣や有名度合いを競うことについては、自己承認欲求を満たす、他人にマウントをとる以外の意味はないと感じる。

 

所謂"幸せ"や"満足感"とは、欠乏や渇望がない若しくは少ない状態だと認識している。OasisのWhateverという曲に「Always seems to me, You only see what people want you to see」とあるように、人は他人が欲するものを羨ましがりがちであるが、人生において重要なことは、他人が欲するものを所有していることでも、世間一般の尺度で計測される"社会的な成功"でもなく、「自分は自分、人は人」的に割り切り、自分の価値観や行動規範を顧み、自分の生活圏内でコンフォートゾーンを確立して、日常を上手に回すことにあると思う。他人の基準に振り回されず、その人固有の今・ここ・自分という絶対的な瞬間を生きることを意識すれば、「足るを知る者は富む」的な境地に達することができるのはないかと感じる。

 

2022年の振り返り

<仕事>
キャリアアップとしての転職を遂行した。そのため仕事内容は変わっていない。前職よりも専門性の純度が上がり、負荷の高い環境で仕事をしているので、入社以後の成長は自分でも感じられる。周りが軒並み優秀なのでなかなかハードではあるが、ここを逃げずに真正面から乗り越えれば、しばらくは精神的安寧と高年収を両立できると認識している。肝心のアウトプットだが、会社に貢献できている感覚はないので早く成功体験を得たい。

 

<英語>
6月から英会話学校に通い始めた。すでに1期が終了し現在は2期目に入っている。努力をしているとは言えないので英語力が上昇しているかは疑問だが、定期的に英語でコミュニケーションをとる機会があるという点は大きい。但し授業時間に満足してしまい少しダレているのが現状。

 

<勉強>
仕事≒勉強なのでそれはそれでいいが、業務時間外での休日を利用した勉強は10月頃からサボっている。基本的に仕事中にインプットが出来ておりそこに満足してプライベート時間での自己研鑽は疎かになりがち。


<柔道・体作り>
稽古に参加できる場所を新しく開拓し、以前出稽古で通っていた場所にも顔を出したり練習の質は上方修正された。気合が入りすぎて1カ月の間で2か所を怪我したが、負傷箇所以外は問題なく体もよく動く。10月に奮起したのだがきっかけは四つあり、①小学生たちの試合を観て成長が感じられたこと、②世界選手権の橋本壮市選手の泥臭さに心を動かされたこと、③最近意図せず体重が増えるようになったこと、④青い柔道着を買ったこと。


<遊び>
前職を退職して有給休暇を消化しているタイミングで、富山・福井・北京都をドライブ。富山は特に何をしたわけでもなかったが、天気良好の中でドライブが気持ちよかった。福井県はド定番の東尋坊で、近くのカフェや東尋坊タワーを含めて長居した。北京都のチョイスは関西だと大阪近辺になりがちなのを避けたことにあり、舞鶴天橋立をぶらついた。時間に一切縛られなかったことや解放感も相まって充実していた。

夏頃に車を買い替えてからは夏休みを利用した福島県、首都圏内だと箱根、相模湖、多摩地区あたりをドライブした。


<その他>
・車を買い替えた。BRZとはまた違う楽しみ方ができ、たまに箱根や多摩方面を攻めている。SKE48アイシテラブル!」さながら、海岸線をレースのように真っ赤なオープンカーが走っている(但し助手席は空席)。

・映画鑑賞合計2本と全然見なかった年になった。6月に「ベイビーブローカー」を映画館で観て、年末に映画を思い出したように「ブラックボックス 音声分析捜査」、2023年初に「クーリエ:最高機密の運び屋」鑑賞。

・普段全くサッカーを見ないが、ワールドカップで多くの試合を観た。全試合網羅のabemaが神だったが遅効性があるためテレビで鑑賞。日本-スペイン戦、ブラジル-クロアチア戦が非常に良かった。

・初めて新型コロナに感染。がっつり症状が出て座っているのがつらかったので、ベッドで第二次世界大戦ユーゴスラヴィア内戦など歴史を少し復習した。仕事が忙しく土日もあまり休んでいなかったので、良い休息期間となった。

・家事用BGMとしてYoutubeで街録ch、アベプラ、日経テレ東大学、ひろゆき生配信などを聴くようになった。

 

2022年初に設定した指針の振り返り

<食生活、睡眠、体のケア>
⇒食生活は○、睡眠は△、体のケアは△。飲酒は一年通じて5回程度に抑え、菓子類もあまり食べず、普段の食事も乱れはなく良好。睡眠は平日が3~6時間程度で土日に睡眠時間を貯めるスタイル。体のケアは全身マッサージ、ヘッドスパ、サウナなどにたまに行く程度。

 

<体作り>
⇒これまで体を大きくすることに苦労してきたが、最近は逆に太りやすい体質になっている。しかし柔道や食事のコントロールでそれなりには維持できているので及第点と認識している。柔軟性も維持できた。周りからの評価を聞いてみても、パフォーマンスは維持できているとの認識。


<金を稼ぐ>
⇒転職でこの目標を達成できて経済面では改善できた。一方で税金と社会保険料の引かれ方にも驚いている(今後もタイムラグを経てさらに上がる)ので、額面ほど生活に余裕はないとの認識。社会人6年目にして初めて節約や出費にメリハリをつけることを習得し、現在は健全な家計管理ができている。可処分所得は増えたが、労働時間は多く、可処分時間は減少しているので、コストパフォーマンス面ではそこまで変化はない。


<ワングレード以上生活レベルを上げる>
⇒転職による年収上昇に関連するが、生活の安心/安定度は向上した(=ダウンサイドリスクの減退)が、グレードアップは着手していない。つまり生活レベルはほとんど変わっていないか、逆にやや控えめになったまである。家計のキャッシュフローとバランシート改善のためにでまだ控えめな出費にしているので、後述の通り2023年度は2ランクくらい生活レベルを上げてもいい感じはある。

 

2023年の指針

具体的な目標でなく、あくまで指針を幅広にベースで。

ワークライフバランス微調整>
とどのつまり、ワークからライフへ少し比重を移すことを意味する。無論、業務上の役割を全うした上での話である。足元ではタスクが多く残業時間の多い日が続くが、落ち着いたら業務時間を徐々にペースダウンしたいと考えてる。以後も手を抜くわけではなく、自己研鑽を柔軟に行ってトータルの量をカバーするつもりである。現在の残業時間は3.5h/day前後なので、2.5h程度まで落として、平日にもプライベート時間を設けられるようにしたい。つまり繁閑に応じてメリハリのある働き方をしたい。

 

<勉強>
ラガーマン、柔道家プロ野球選手などのアスリートがフィジカルトレーニングから逃れられないように、サラリーマンもやはり勉強から逃れられないと痛感する。転職以後は仕事を言い訳にしてプライベート時間での自己研鑽をサボりがちであったため、今後は勉強量をまとまって確保することが重要である。しばらくは仕事でやることがそれなりに多いので、落ち着いたタイミングでインプットの時間を増やしたい。勉強の中でも「知識を体系づけて取得すること」については、なんだかんだで伝統的な読書が一番良いかもしれないので読書量を増やしたい。また英語の強化と財務や経済全般の知識補強は引き続き行い、余裕があればプログラミングの勉強も再開したい。

 

<英語>
英会話学校については、年度後半から現在にかけて漫然と授業を消化している感覚がある。12月のレビューで講師と今までの勉強法の見直しと今後の方針について確認したので、今後は少しを負荷をかけてやるつもりである。先生は良い人なのでちゃんとしたい。

 

<柔道・体メンテナンス>
上記のワークライフバランスがうまく回っている前提だが、柔道は練習における量と質を確保すること、練習場所を分散させることを意識したい。あとは体のメンテナンス、睡眠も今まで以上に大事にしたい。睡眠は量の確保は難しくても、良い寝具を使用して質向上をすることもできそう。

 

<生活レベルを上げる>
労働所得が上がったとて、税金・社会保険料が爆上がりするので思ったより余裕はないかもしれない。働いたら負けかなと思ってるニート(24・男性))。良い生活を目指すからこそ、無駄な出費を減らす必要性がある。

足元では年初にパナソニックの全自動コーヒーメーカーを購入してQOLは上がった。

 

<文化的生活>
2022年はここ最近で映画を一番観なかった年なので、映画館含めて定期的に鑑賞したい。また、久しぶりに漫画をまとまって読みたい。

 

<自動車買い替え購入準備>
2022年に車を買い替えたばかりだが、すでに次の買い替えを意識していきたい。というかそれを仕事のモチベーションにしたい。具体的にはPORSCHEのBoxsterもしくはBMWのZ4をイメージしている。「必要な支出はするが無駄遣いをしない」というメリハリ倹約メソッドを徹底すれば年内購入も可能と考えている(可能とは言っていない)。オープンカーへの拘りを捨てて、実用性と居住性に全振りのセダン(この場合BMWの3シリーズのMT車)に行く可能性も否定できない。