萬覚書

Carpe Diem. Seize the day.

ATAMAを使え

 

業務時間中や昼休みに某先輩と雑談。

口が悪く会社・部署全体を強く非難するが、意識が高く、向上心があり、仕事上の信頼は厚いため、俺にとっては指針となる人物だと見なしている。雑談ではあるが、アドバイスに近い含蓄のある話もあったのでメモとして残しておきたい。

 

・先輩に疑問をぶつける

若手時代は知識を吸収して、分からないことはとにかく全て解消するように心掛ける。その際に先輩に疑問を"ぶつけて"(≠聞く)、お互いが気づきを得なければならない。

 

・頭を使って仕事をする

若手社員は担当者として様々な業務や作業に触れるが、その際に自分の見ている数字や項目がどんな意味をもつのか、会社がどういったポートフォリオを持っていて、収益が具体的にどれくらいあり、パフォーマンスは良いのか悪いのか、マーケットに対する感応度はどの程度なのか、そのようなことを具体的な数値を以って把握すること。そうすれば自ずとターゲットが見えてきて、適正な行動をとることができる。

 

・作業や無駄だと感じる業務は早く終わらせる

頭を使わない単純作業に携わることはどうしても排除できないが、その場合は早く終わらせて、生産性のある活動に移行する。

 

総括すると、ウチの会社は"作業"のできる人が高く評価される傾向にあり、それはゴミ同然であり、知識労働者ではないと批判したうえで、漫然と作業をするだけではダメで、頭を使って仕事をすること、特に数字に対する感覚は持つべきだと言っており、それについては俺も全くの同感である。

 

※記事タイトルは、ブラジリアン柔術衣メーカー"ATAMA"を意識しており、「柔術は頭を使え(物理)」というメッセージから着想を得た。