萬覚書

Carpe Diem. Seize the day.

Not in Education, Employment, or Training①

  • NEET0日目

いつも通り起きていつも通りに出勤して、後任への引継を中心とした仕事を淡々と行う。職場での挨拶回りを済ませて、いつも通り帰宅。水曜日のダウンタウンを観て、ベットでなんの生産性もないネットサーフィンを行ったあと就寝。最終日感は全くなく、驚くほど余韻がなく一日が終了した。

  • NEET1日目

4時頃に起床したが、無職の無敵感から今後の生活リズム崩壊を鑑みず、そのまま起きてyoutubeで「街録ch」や「令和の虎」を観たり部屋の整理などを行った。眠くなったタイミングで二度寝を敢行して昼過ぎに再び起床。靴磨きや部屋の掃除などを行った。

15時頃、一度体験クラスに行ったことがのある英会話スクールに訪問。体験の際に提示されたレベルよりも一段階上のレベルのクラスで申し込み手続きを行った。

夕方なるとスーツ+革靴の全身社畜コーデで都心まで電車移動して次の会社へ訪問し、入社前の面談を行った。秒速で終わったがとにかく蒸し暑かったのでどこにも寄らず直帰。

  • NEET2日目

午前起床に成功。車を1時間半程度走らせてスーパー銭湯に到着。1時間半ほどお湯に浸かったり外気浴を浴びたりサウナに入った後は、全身+ヘッドのマッサージ。その後定食とデザートを食す。

食事が終わるやいなや車で出発して、帰宅後は夕方から夜まで柔道の練習に参加。無事、昼間のリラクゼーションでの癒しは全て吹き飛んだ。柔道後は普通にご飯を食べて普通に就寝。

 

  • NEET3日目

いつ起床したが分からないが、適当に出前館で頼んで昼食をとりダラダラしていた。

夕方に柔道の練習に参加したが軽めに行い、帰宅後は出発に備えて2時間ほど仮眠。

着替えやノートPCなどをリュックに詰め込んで22時半に車で出発。

一般道のみで移動。出発早々、都内の雨が強すぎて前方が見えなかったのでコンビニでの待機を2度敢行した。山梨入りすると雨は止んだ。

途中、道の駅的somethingで初休憩。写真は恐らく長野県内。

 

岐阜県の飛騨にある道の駅スカイドーム神岡で、車内にて2時間半程度の仮眠。地場ヤンキーの爆音エンジンと暑さと窮屈さで9時過ぎくらいに目覚めた。

トイレに行ったり缶コーヒーを飲んだりしながら今後の計画を練る。もともとは福井県を目指していたが、午前9時時点で飛騨にいることを鑑みて、とりあえず富山県を目指すことにした。

 

富山県入りすると快晴であったが、山の方に向かうにつれて天候が悪化していった。

観光地の定番である黒部ダムに行きたかったが色々と移動手段が限られており、現金も1,000円程度しか財布に入っておらず、到達できないリスクがあったので、行先を称名の滝に切り替えた。

駐車場から上り坂を結構歩いた。意外にもファミリー層の往来が多かった。

滝そのものを見た喜びよりも、富山県まで車で来て、雨の中結構な距離の登り坂を歩いた達成感、都心のビル群から抜け出せた解放感などが勝っていた。

坂を下ってレストハウスで24時間ぶりの飯。普通の山菜うどんだが、空腹感と寒さと少々の疲労感があり、死ぬほど美味しく感じた。

 

駐車場に戻り、富山県の東部にあたる魚津市を目指す。

走行中、富山県内は極めて牧歌的な雰囲気を受けた。視覚の情報量が少なく、旗が風で揺れているなど普段全く意識しない箇所に目が行った。殺気立った通勤電車もなく、スタバのコーヒーを片手に闊歩するホワイトカラーなどはどこにもいない。何でもない一般道だが、快晴も相まって心地の良いドライブとなった。

画像は富山県滑川市内。この時首都圏は悪天候であったらしい。


観光地の神社を通り過ぎたが、停めるところを見つけられず(正確には一瞬だけ敷地内で停車して撮影するも停めてはいけない場所と気づいたので即退散)、埋没林博物館の近くのコンビニで休憩。と同時に称名の滝訪問時に濡れたエアマックスと折りたたみ傘を日干しする。すぐ横にあった埋没林博物館に行くかどうか迷ったが、見送り。新湊大橋を目指す。

 

富山県射水市新湊大橋。渋滞に巻き込まれずストレートに移動できたので魚津市からは短時間で移動できた。

エレベーターで上まで移動。歩行者通路「あいの風プロムナード」を景色を眺めながら往復。単に移動している者、観光している者、ランナーなどポツポツと人がいた。

 

射水市から近くにある富山県市街地に移動してスーパー銭湯で入浴。休憩室では寝転がってアイスラテを飲み音楽を聴きながらネットサーフィン。

出発する時にすでに19時半頃だったので、西を目指して移動のみに集中した。

 

福井県東尋坊を次の目的地としたので、石川県金沢市内の快活CLUBでの宿泊地とした。セレブなので鍵付き個室に籠城し、入室直後に就寝。7時間は寝れたので完全回復できた。

寝起きは快活clubのフリースペースで30分ほど、金沢の喧噪な路面を前に、オレンジジュースとホットコーヒーを嗜ながらLINEの返信をしたり今後の計画を練るなど、極めて優雅な朝を過ごした。