萬覚書

Carpe Diem. Seize the day.

映画(2018/3/19〜2018/3/31)

今更ながら3月分の映画レビュー。それ以降も映画鑑賞をしているため一度3月分で区切る。


モーターサイクル・ダイアリーズ(2018/3/19) 8点/10点
起承転結というほどの展開はなく、ネタバレのしようもないような平たい作品だが、最後の「これは偉業の物語ではない。同じ大志と夢を持った二つの人生が、しばし併走した物語である。」という言葉がこの映画を物語っていると感じた。

マルコヴィッチの穴(2018/3/19) 9点/10点
作品自体が奇抜な発想なため、最初から最後まで展開が全く読めなかった。筋とは関係ないが、アイ・アム・サム役のSean Pennが流暢に話していた点が面白かった。

プロデューサーズ(2018/3/21) 6点/10点
ミュージカル映画は「ラ・ラ・ランド」くらいしか経験がないため戸惑いを感じたが、中盤あたりにはこの世界に入り込むことができたし何となく楽しめた。

十二人の怒れる男(2018/3/21) 8点/10点
筋書きとしてはがある殺人事件に関して議論をしているだけのシンプルな作品であり、且つ議論としても際立ったものはなかったのだが、面白かった。映画としての面白さよりも議論としての面白さがあった。

その男、凶暴につき(2018/3/21) 9点/10点
俺が今まで観てきた数少ない邦画の中ではトップレベル。最初の方の歩いているシーンと不穏なBGMがカッコいい。

キッズ・リターン(2018/3/24) 8点/10点
登場人物、話し方、街並み、定食屋を含めた1990年代に漂う雰囲気が自分にとってノスタルジックで良かった。「その男、凶暴につき」と比べるとソフトではあるが、全体的に殺伐としていて

ホテル・ルワンダ(2018/3/25) 6点/10点
記憶が確かならば河合塾本郷校で浪人していた時に英語の講師が勧めていた作品。ルワンダ内戦を描いた教養映画として観るべきものとして捉えて鑑賞したが、エンターテインメント映画として観ると決して面白くはない。

イントゥ・ザ・ワイルド(2018/3/26) 7点/10点
思っていたほどwildな場所にいるわけではなかった。

そして父になる(2018/3/27) 6点/10点
結末が消化不良な感じがした。俺自身、結婚もしていないし子供もいないので作品への共感はほとんどなかった。

風の谷のナウシカ(2018/3/28) 5点/10点
固有名詞が多く話についていけないこともあり、あらすじを調べて追いながら鑑賞した。特に印象に残る点はなかった。

時計じかけのオレンジ(2018/3/29) 9点/10点
何度も見返したい作品。タイトル、展開、雰囲気どれをとっても普通ではない気配が漂っている。作品のセンス的に1970年代のものとは感じられず、映像、展開、メッセージ性どれをとっても良かった作品だと思う。特にオープニングは今まで観た映画の中でも、「レオン」「アメリ」と並ぶくらいトップクラスだと個人的に感じる。

プラダを着た悪魔(2018/3/31) 8点/10点
ファッション界隈の話なので映像が華々しく、目の保養になった。実際自分がサラリーマンとして働いて一年ということで、"仕事ができる"というのがどういうことか改めて考えさせられた。