萬覚書

Carpe Diem. Seize the day.

1か月

帰寮して寮では寝るだけという生活が続いていただけに、本日は久しぶりに寮で少しだが時間がとれている。

社会人(≒会社人)になって1か月が経過した。俺より生活リズムを乱した人間に会ったことがないという程に生活を乱していたこの俺が、平日5時起きの生活に慣れている。就活中に野村證券の座談会で聞いた「5時起きの生活なんて慣れる」という言葉を当時は懐疑的に感じていたが、今ではあながち間違いには感じられない。

仕事はまだ必死に覚えている段階で全く余裕はない。課されているミッションもありなかなか楽ではない。しかし職場ではまだ"新人"として扱われているので責任感や使命感といった観点ではだいぶ楽な方だろう。

一応経済学部の学位記を授与され、ゼミもそれなりに取り組んでいたので学問としての経済学はかじっていたのだが、その経済学が対象として実際に経済活動が行われているその現場は、神の見えざる手も一般均衡理論もクソもないような、美しい理論とは縁のない泥臭い現場である。東大は天下国家を語る場であったがそれとは打って変わって今はかつて語っていた対象の末端にいる。しかし、かつて考えていた天下国家が今いる"現場"の集合体だとすれば、今経験していることは必ず良い方向に作用するだろう。

会社の利益を獲ってくる兵士であるため、明日土曜日も出勤である。22時半までには寝たい。

3月から人生初めての一人暮らしを開始して2か月が経とうとしている。意外にも、飯も洗濯もゴミ出しもインテリアも電気の支払い家賃の支払いも全て自分だけで回していることに心地よさを感じている。新しい街では行きつけの飲食店も見つけたし、柔道をやる場所も新しく見つけた。この街に根を張りつつある。

体重が59kgまで落ちた。これは緊急事態である。昨年の今頃は68kg程度あったのでその頃と比べると相当体が小さくなっている。早急に体重と筋肉を戻さねばならない。

念願のスポーツカー購入がいよいよ現実味を帯びてきた。ゴールデンウィークにはトヨタの86を借りて久しぶりにマニュアル車の運転の練習をしてきた。やはりマニュアル車の方が運転していて楽しい。エンジンブレーキの効きもよく、スピードをコントロールしやすい。