萬覚書

Carpe Diem. Seize the day.

6月末

仕事と片道1時間半の通勤はとても疲れる。社会人として働き始めると生活が労働に侵食されがちになるが、それを理由にプライベートで手を抜くのは大変勿体無いことだと感じる。

最近柔道の大会があり、俺は新入社員としてバタバタしていたこともあり、引率やウォーミングアップの手伝いだけで出場しなかったのだが、それぞれ個人個人が毎日の労働や生活に従事しつつ休日に大会に出ていることに少し感銘を受けた。

平日夜並びに休日に、映画「ファイトクラブ」のように職業も年齢も異なる相手と柔道やブラジリアン柔術を通して肉体をぶつけ合い戦う場を設けることで、満員電車でイラついてる中年に囲まれ押し潰されても、顧客に理不尽に怒られても、何とかやっていける。肉体を使わないサラリーマンをやっているからこそ筋肥大と格闘技に努めなければならない。と言っても時間には限りがあるのでウェイトトレーニングは全くもってやっていない。現在の日常生活における課題の一つである。

顔を真っ赤にして陽気にベラベラ喋り、シャツの下から腹のたるみを出しているサラリーマンには間違ってもなってはいけない。目指すは、頬こけ・無口のアスリートである。

体重に関して、59キロまで落ちたためさすがに危機感を感じて食を意識するようにしたら62〜63キロまで戻すことができた。66キロ級を意識してそこまで増量しなければならないが、一人暮らしのため食費との兼ね合いもあり現実的にはなかなか難しい。

藤井四段の快進撃が止まらない。単独29連勝に躍り出た。4月頃に行われた非公式戦の5番勝負でも永瀬六段に敗れる以外は勝利したのでその実力は本物である。角換わりが多く攻め将棋の棋風であると見受けられ、じっくり指すというよりは大駒を切って踏み込む印象が大きい。なので話題性だけなく実際に棋譜を観ても面白い対局が多い。

勿体無いと思うのはマスコミでよく取り上げられているが将棋の内容には触れられていないことだ。日本人の多数は将棋の内容を理解できないため仕方がないし、仮にこれを機に将棋を始めても棋譜を観て楽しめるまでには時間を要する。

将棋のように、深く入り込むことで発見できる楽しさを有する分野は世の中にはたくさんある。なんでも食わず嫌いをせずに好奇心を持ち続けたい。

車購入の話は少しは進んでいる。提示された車が複数に渡っているので、そこから絞り込み契約をするだけだ。深夜の国道246号をスポーツカーで爆走する日も近い。近隣からの苦情対策を考えねばならない。

趣味の話が多いが、勉強しなければいけばいことが沢山ある。単に資格試験の勉強だけでなく、立場的に俺に期待されていることを磨き、社会経済を読み解くための勉強も加えて必要である。